2010年4月28日水曜日

何度でも

時間はかかっても納得のいくものを。

時には失敗してがっかりすることもあるけど、
気持ちを込めて最後まで。

早く仕上げてあげたい気持ちを抑えつつ何度も確認。

心を無にすることが大切なのかなあ。

2010年4月22日木曜日

好きスキ

学校ではゆったり製作する余裕が無かったので、
鋤(スキ、革の厚さを薄くする)を機械でやってましたので、
その流れでウチでも機械を使っていました。

でもマイペースに集中する時間が取れるようになったのと、
いちいち機械のセッティングするのが面倒ということもあり、
最近は手で漉いてます。

包丁の使い方次第で気持ちよく薄くなってくれます。
これから靴づくりはじめようかという方も、
欲しいものリストから鋤機は無くしてもとりあえず問題無いかと思います。

2010年4月16日金曜日

予定通り

なんとかフィッティングモデルが完成し、
オーナーさんからも試着してもらいました。

ちょっと窮屈との感想ですが、それも予定通り。
いつもブカブカの靴を履いていたということと、
若干きつめに仕上げておいたので、
ダブルの圧迫感。

でも足を床から離して非加重状態にすると全くの違和感無し。
それでいいのだ。

あとはオーナーさんの要望も聞きつつ多少修正を。

さてさて、いよいよ本番の革を使う時が来ましたのう。

2010年4月15日木曜日

ラスト抜き

たいした重要じゃない工具なのに買うとやたら値のはるものありますよね。

ラスト(木型)から靴を抜く時に使う台をつくってみました。

買ったものは、10mmの全ネジ棒30cm1本、160円
ナット2個130円
ワッシャ4個400円


あとは家にあった2×4の木材、約60cm3本(買えば298円)


2本の木のセンターに10mmの穴を開けます。
片方は貫通、もう一方は半分ぐらい。


10mmの棒の片方にガムテープでも巻いてゆるみ留めとして、


貫通した方の木を上にしてクロスさせて棒をハンマーで打つ。
もう1本の木を2つに切って隙間を埋めて、上から木ネジを打ち込む。
棒の揺れ止めにワッシャ入れてナットで締めて完成

ラスト突っ込む側の棒の先にもナットを入れて、ラストの穴に棒が刺さりすぎないようストッパーがわりに。
多少ぐらつきますが、気になるようならナットを何個も重ねていれれば棒も太くなるので問題無いかと。

1,000円ぐらいで出来ます。
靴作るより簡単さ〜

2010年4月14日水曜日

なんとか

フィッティングモデル(サイズ確認用仮靴)が出来ました。
週末にご本人様の足を入れてみましょう。

既製靴ばかりを履いていた方ですと、
チョイきつめに仕上げているものでも、
かなりキツく感じてしまうんですよね。
それだけルーズなものを普段履いているってことなんですが。

さてさて、この方はどういう反応を示すでしょうか?

2010年4月13日火曜日

ワニ鰐わに

やっとパターンメイク、、、
週末までにはフィッティングモデルつくって履いてもらわないといけないなあ。


しかし、、、
修理品も次々来ます。



やばい、急がないとどんどんたまりそうだ。

2010年4月7日水曜日

開始早々

とてもありがたいことに注文が一つ。
覚えたての手順を色々頭の中で確認しつつ、
採寸やつくる靴の種類などなどお話ししながら今後の日程などの打ち合わせ。

一先ずさよならした後にその足データとにらめっこ。

う〜ん、、、
とてもやりがいのある足の持ち主で、
いきなり腕を試されているかのよう。
あせらずがんばりましょうか。


注文の材料も徐々に揃ってきましたが、
この量にはビビります。
シャンク用リベット1万個!

1足に4〜8個使うとして、、、、、1,000足以上
ははは、途方も無い数です。
いつ追加注文するか見物ですね。

2010年4月6日火曜日

終わりとはじまり

まるっと一年東京で靴づくりを学びました。
カレンダーでいうところの「赤色の日」は全て東京に居ました。
車やバスで年間約60日も通った訳です。

師匠にしかられっぱなしでしたが、とても楽しかったです。
人生の半分は過ぎたであろう年齢に、
こんな良い経験が出来たことはホント幸せです。

一緒に頑張ったみんなもニコニコですね。



さてさて夢のような時間はもうおしまいです。
学んだことを今度はみんなに分け与える番ですよ。