2012年1月17日火曜日

ビルケンシュトック、タタミの修理など

テレビで見ましたが、北海道青森の大雪はしんどそうです。
普通なら秋田からこの辺の山形あたりまで同じように降るんですが、
今年は南下してきませんね。
このまま春を迎えたいところですが、そうはいかないでしょうね。


先日ご依頼頂いたビルケンシュトック系のサンダル。
 一応tatamiのものですが、何やら珍しい作り。
 フットベッドのライナーがそのまま中底に繋がっていってステッチダウン。
で、ソールがくっ付いているというもの。
みなさんが持っているものと違いますよね?
 大変珍しいです。古いのと材質がいまいちなのでソールも加水分解してボロボロ。
オールソール交換の修理です。
写真の黄色いところは剥がれたソールを市販の接着剤でトライした痕。
自分で何とかしたい気持ちはわかりますが、なかなかうまくいくもんではありませんね。
キレイに下地処理してから新しいソールを接着しました。
これでまた当分履けますね。

4 件のコメント:

  1. 掲載されているサンダルの修理を依頼したものです。

    この度は、修理のご対応、ありがとうございました。
    これで更に数年、このサンダルを履けるようになりました。

    このサンダルは数年前に、日本国内では販売されていない珍しいものだと思い、購入したものです。正規代理店からの購入ではありませんので、もしかしたら偽ビルケンの可能性もありますが、気に入って履いています。

    また、修理が必要になったらお願いしたいと思っています。

    返信削除
  2. この度はありがとうございました。各所に刻印もありますので、ちゃんと本物だと思いますよ。
    こういう作りの方がソールを交換しやすくていいです。
    靴づくりのちょっとしたヒントももらえたので、よかったです。
    またのご依頼をお待ちしております。
    店主

    返信削除
  3. おひさ~
    このTATAMIはたしかスペイン製じゃなかったかな?
    そういやフットベットがコルクじゃない樹脂のもありましたよね。
    ペラペラのA4版カタログのころ乗ってました。

    返信削除
  4. ご無沙汰してます。お元気でしたか?
    こんなある意味刺激的なものが最近は少ないので、いろいろ勉強にもなりありがたいです。
    こういうのに出会えるのもこの仕事のいいところですね。

    返信削除